Peaceful Tree

主に加藤和樹さんを中心とした観劇やライブ参戦の記録やまとめ。考察や妄想もあるのでご注意ください。

【観劇記録】フランケンシュタイン感想 20200111

フランケンマイ初日から数日間のツイッター投稿の抜粋。初演は大楽のかきかず1度しか観ていなくて、楽しみに待ってた再演。マイ初日は絶対にかきかずからと決めてました。3年ぶり2回目のかきかず回観劇の感想。この先どれだけお芝居が進化して行くのか、私の感想が変わって行くのかも楽しみ。あきかず、かきこに回を観たら、かきかずの考察も変わって行く気もするしね(^^)。

◆幕間

・かきかず好き…(´;ω;`) あきかずまだ観てないけど、やっぱり好き…

・同志み、兄み、弟み…(><) そして託されたビクターの、ビクターの… ※ビクターの表情が、と言いたかった模様←

・裁判のシーンのアンリは、ビクターのために死ねることへの晴れがましさで溢れてて。夢の中でー!の直前、アンリがハッ!と息吐いて笑って、ロナンみたいな笑顔見せたの。彼にとって人生で一番晴れがましい時なんだなって…

・アンリのあの晴れやかすぎる笑顔に、なんだか青空すら見える気がした。あれを狂気と言うなら確かに狂気だと思うけど…一人で生きてきた彼にとって、そこまで信じられる人を得たことの嬉しさもあるんだろうなと…(´;ω;`)

・とにかくものすごい兄みのあるアンリだった。彼の想いと覚悟を知ったビクターの表情に泣いた。ギュッて…(´;ω;`)

・二幕行ってきます

◆終演後

・終演。すばらしかった…

・初演の大楽で観て堕ちたかきかず以上のものを観た気がする…一幕のビクターとアンリの関係が本当に好きなんだけど、だからこそ二幕がとても残酷…アンリの記憶が如何程戻っているかはわからないけど、それでも残酷…

・子役ちゃんたちも、とても素晴らしかった。特にリトルビクター。そのまんま見た目も声もリトル柿ビクターというか、ちびかっきーのようで、可愛かった。

・低音厨の私、和樹くんとかっきーの低音の艶と響きにやられて、何度か現実に戻される←悔いなし

・なんかちょっといろいろ記憶飛んでるな…そのうち思い出すかな。ひとつ言えることは、朝出したお譲りのツイートを、終演してすぐに下げたくらいヤバかったということです(笑)。まだ迷ってるけどー(^_^;)

・アンリが晴れやかに断頭台に向かえば向かうほど、柿ビクターの絶望が二重三重に襲いかかるの、凄く悲しい話だけど大好物です(*´艸`)← ラストのビクターの叫びがほんと好き。 あれ、初演もあった?

・アンリがビクターに託した事実の重さよ…柿ビクターは、友の首を使うことへの迷いを持ったまま、アンリのあの笑顔を思い出したら進むしかないよね。それなのに、その笑顔は戻ってこない…

・和樹くんの低音の歌声をずっと聴きたいと思ってたの。大佐でもっと聴きたいって思って、ファントムで少し聴けて嬉しいって思ってたけど、フランケンはホントヤバかった…好き(〃ω〃)

・そうそう、大枠のストーリーやキーになるシーンや歌や台詞はなんとなく覚えてた。1回でも結構覚えてるものね。でも全く記憶にないシーンもあって、とても新鮮な感じで観られました。たのしかった(*´艸`)

・ビクターの証言が却下された時、「そうだ、それでいい。」とでも言いたげな表情でニヤリと笑ったアンリ。その表情から、この人は論文を発表するほどの優秀な軍医でもあったなと、ふと思ったのでした。ビクターを生かそうとした想いと併せて、あの「我が意を得たり」な微笑みはもっとちゃんと考えたい。

・柿ビクターがアンリの首を持って歌うシーンで、捌ける前に首を大事そうに顔の近くで抱えたのを見て、なぜかブワッと涙が出た…アンリにとってのビクターは太陽だけども、柿ビクターにとってのアンリとは…(´;ω;`)

・フォロワーさんが仰ってて思い出したけど、ラストシーンの怪物は微笑んでたのよね。日替わりのようだから、ラストシーンは何度も観ていろいろ感じたい。そしてその前の「ビクター」と呼んだ時の表情、上手からは見られなかったんだけど見られる席ってあるの?

・酒場のシーン、本当好き(*´艸`)。アンリがさらりと踊ってるの、とても良き♪ 他のシーンでは見せない、ビクターへの友としての表情がたくさん観られて、嬉しかったな。

・そういや闘技場のシーンのジャックの台詞から、怪物もエリックも公には「なかったこと」にされる存在だよなぁ…などとふと思ったのを思い出した。悲しい…

・処刑される前のアンリの言動にはいろいろ思うところはあるけども、なぜか私は「わかる、わかるよ!その気持ち」となっていたんだけど、どうやらとてもとても少数派な気配…(^_^;)。目線として、アンリ:ビクターが8:2くらい。

・ラストシーンのその後。あれ以上は動けないビクターが笑みを浮かべた怪物/アンリの亡骸(と言うか、頭)を抱きしめたまま、目を閉じて亡くなるんだろうなと…そして北の果ての地で氷漬けのまま、二人そこに在るんだろうなと… 私的にはある意味ハピエンなんだけど、少数派なのは百も承知←ハピエンとは

・和樹アンリは、突き抜けちゃった笑顔はもちろん、内に狂気を持ちつつも軍医として生きてきた対外的なまともさも好きだし、柿ビクターに対して気のおけない友人のような兄のような表情を向ける瞬間や、ビクターの言動や周りの反応に自分はどうするべきか考えているような表情も大好きで。

・1幕終盤のあの突き抜けた笑顔の衝撃で今まで忘れてたけど、アンリの敬礼がとんでもなく激ツボで見た瞬間息が止まりました← 軍の中で生きてきたんだなぁってわかる仕草と視線。1回どころじゃなく何度も見られるの、眼福。あそこだけGIFで永遠に見てたい← 足音響かせての敬礼。ああ至福(*´艸`)

・和樹怪物は、佇まいのオーラが素晴らしかったし大好き。佇んでるだけで空間が埋まり、支配する凄さ。歌えばさらにオーラが増すし、次は何をするのか誰を殺めるのか…みたいな危なさ怖さを常に纏っていて、ただただ凄かった。その上で、ラストに「ビクター」って…。あとロングコートバッサァはズルい←

・怪物は自分を作ったのがビクターだとわかってるけれど、そのきっかけとなったのが自分の脳の中にいる人物の重すぎる想いなのだと理解してるのかな。事実としては認識してると思うけど、その想いもわかってるんだろうか。アンリの気持ちを理解した上での復讐なのだとしたら…さらに沼だわ← まぁ、もしアンリの想いを理解したとしてもそれは闘技場より後のことだと思うから、怪物の復讐心は変わらないか…物心つく頃の強烈すぎる経験を上書きすることは難しそうだし…

・私たちは、命は何よりも重いと教わっているけれど、そうではない時代の方が長かったことは確かで。自分の命よりも重いと思える何かを見つけられたとしたら、人は笑顔で死ねるんだろうか。長崎の資料館で読んだキリスト教徒の殉教の話を思い出しながら、そんなことをずっと考えてる…

・和樹アンリが柿ビクターの気持ちを置いてきぼりにして笑顔で断頭台に上がる信念と、和樹怪物が創造主許すまじ、と追い詰めて復讐していく様子が、絶対値が違うだけで同じものな気がしてきた…。今後他ペアを観た後にどう思うのか楽しみ。

・北極にビクターが現れた時、怪物、セットから飛び降りたよね。シュタッ✨って。明智さんの時も大概やられたけど、あのビジュアルでシュタッ✨はカッコ良すぎて破壊力ありすぎ。早くまた見たい…