Peaceful Tree

主に加藤和樹さんを中心とした観劇やライブ参戦の記録やまとめ。考察や妄想もあるのでご注意ください。

「怪人と探偵」初見のラストシーンの感想

初見の衝撃が伝わる感想(笑)。この後散々考察して何回か観た結果、真逆の解釈になったのが私にしては珍しい。

(以下原文ママ

 

今日観る皆さんの感想を読む前に自分の気持ちを整理しておきたくて頑張って書いた。先に結論から言っちゃうと、今時点では「ラストの明智さんは怪人がなりすましてる」派です。2回目みたときにこの感想が固まるのか変わっていくのか、ラストの解釈も私の中でどう変化していくのか、とても楽しみ(*^^*)。 


(以下、感想というか気持ち整理のための書きなぐり(笑)。考察ではない←) 


とにかく明智さん(とケイコ)に幸せになってほしいと願いながら観ていたので、ラストも明智さんのままで、「私も仮面を持つことにした」みたいなのだったらどんなにいいか(たとえそれが闇落ちだとしても)と思ったんだけど、途中から怪人の声が被ってきたり、あの仮面を最後に取り出したりしてるので、総合的にみてやっぱりアレは怪人なんだなと(><)。 (いや、作品としてみるなら、あの終わり方はとてもいいと思うの。思うんだけどね←) 


思えば、観ながらあのラストシーンと明智さんにはほんの少し違和感を感じたんだよね。理知的で思慮深い明智さんが、ケイコが怪我をして、マユミが逮捕され、怪人の行方もわからないこの状況で、何事もなかったかのようにこんなに爽やかに笑うのはなんで?この物語、めでたしめでたしで終わるの?って。 だけど、マユミがケイコを刺したときに、「みんなが言ってた"ラストが全て"って、このことかー!」って勝手に勘違いしちゃってた私は、「まぁいっか。明智さんが幸せなら。」って思って観てた。 (余談だけど、マユミがケイコを刺した時、「マユミ、何してくれるのよ!」と、もし鉛筆持ってたらへし折る勢いで怒りました私←) 

そしたらさ、最後の最後にアレだもん。(><) 

この人明智さんじゃない…明智さんの大切な全てが怪人に奪われてしまった…って、もう悲しくて悲しくて。 


物語を離れてみれば、あそこの穏やかな表情と口調や、最後の和樹くんの高笑いはめっちゃ大好きで、実際脳内には「わーい!好きー!ヽ(^ω^)ノ」と喜んでるちっさいりいもいたんだけど(笑)、大部分の私はそれどころじゃない。明智さんは今どうしてるの?どこにいるの?死んでないよね??と、まぁ、心の中荒れまくりました(笑)。←大ハマりw 


フォロワーさんも似たこと仰ってたけど、怪人が奪いたかった「愛」は、初めは純粋に「自分に向けられるリリカの愛」だったのだろうと思うけど、明智さんの登場と二人の関係を知ったことで、「お互いを思い合う(明智とリリカの)愛」に変わっていたのかもしれないなと…


そしてケイコがラストに言う含みを持ったセリフ。怪人とも明智さんとも触れ合って心通わせたケイコだから、私でも気づく(←笑)明智さんの変化に気づかないわけないよね。 

だから、明智さんが戻って来るときに(戻ってきますよ、ええ)、ケイコがその手引きをしてたらいいね、みたいなことをフォロワーさんと話してて、ちょっと落ち着いたのでした。 (その節はありがとう!あの言葉に本当に救われました←私信) 


きっとね、続編「怪人と探偵2」の冒頭は、明智さんの「あの時は本当に大変だった。まさか怪人二十面相が私になりすますとは…」ってセリフから始まるんだ、うん←