Peaceful Tree

主に加藤和樹さんを中心とした観劇やライブ参戦の記録やまとめ。考察や妄想もあるのでご注意ください。

【感想】1789 和樹ロナンの革命家達との関係性と表情の変化

ロナンと革命家たちとの関係性がとても好き。少しずつ、時に劇的に変わる彼らの関係性とロナンの顔つきの変化を考えていたら順を追って並べたくなりました。デムーラン達に会うまでと、哲学を教えてもらって仕事も寝床も仲間も得てからとでは全然違うの、すごいと思うしとても好き。デムーラン達に出会った時は顔つきも態度も荒んでて、父親を殺されてから笑ってないんだろうな…と思ってたので、パレロワイヤルの時のソロの歌詞と嬉しそうな顔に毎回涙してました。マタ・ハリでも思ったけれど、和樹くんの、役や心情で顔つきが変わっていくのって本当に好き。表情というより顔つきね。マタ・ハリではラドゥー大佐とアルマンの顔つきが全然違っててそれにも震えたけど、ロナンはひとりの男の心の成長で変わっていく様が堪能できるから凄い。そりゃ沼るよね…w

主観たっぷりかつ抜けてるところもあると思うので異論は認めます(笑)。バスティーユの「恋人たち」だし、オランプとの恋も大好きなんだけど、どうも私は革命要素の方が好きらしい。(うん、知ってた)

 

①パリに来たものの何をするでもなく無一文でやさぐれて心開いてない表情

②♪革命の兄弟♪でデムーランの手を取って肩を組んだ時の笑顔
③パリロワイヤルで、仲間を得て哲学を知ったことを嬉しそうに楽しそうに歌う表情
③' デムーランの記事を印刷してきたことを報告した時のちょっと得意げな顔
④ペイロール伯爵に唆されて、自ら三人に壁を作って怒って泣いて拒否っている表情
④' 印刷所から飛び出して、ひとりになって目的を見失ったかのような活気のない顔
⑤革命が自分達のものだと悟って、球戯場で一緒にクランプを踊った後にデムーランの手を再び取って肩を組んだ時の少し大人びた顔
⑥パリ中の男たちを集めたぜ!の頼もしい表情と、バスティーユの門の鎖を断ち切った後の門の上から仲間に向ける笑顔(完全に仲間になったなとわかって泣ける)
⑦銃弾に倒れてなお、革命の先を思い描いて微笑む死顔(オランプに向けてだけど、あの言葉は革命家達にも向けられていたと思ってる)

 

個人的には②の素直に肩組んでる時と、いろいろ葛藤を乗り越えた後の⑤での肩組んでる時とでは、表情が少し変わっててロナンの心の成長が感じられるのが好き。物語が進んだせいで私の目にフィルターがかかってる可能性もあるけど、この⑤のロナンがとても好き。