Peaceful Tree

主に加藤和樹さんを中心とした観劇やライブ参戦の記録やまとめ。考察や妄想もあるのでご注意ください。

【感想】加藤和樹 ピアノライブツアー2021 札幌

◆2021.11.16
札幌 ペニーレイン24 (1回目、2回目)

札幌ピアノライブでの照明を含めた曲ごとの感想です。セトリネタバレですので、NGな方はお気をつけください。記憶を辿りながら書いているので、若干(若干?)の脳内補正もかかっています。曲ごとに感想のボリュームに差がありますが、好みの曲が多すぎたので仕方ない(笑)。和樹くんのライブの照明プランが大好きで、毎回解釈一致が多くてプランナーさんにお礼したいくらい(笑)。今回もとても素敵でした♪ただし照明プランは各地で変わっていくと思うので、そこはご了承を。

♪Squall (1回目)
Squall大好きなのに、初っ端だったので、テンションが上がりすぎて記憶がない←
次回リベンジします(笑)

♪最後の雨(2回目)
冷たい雨を感じさせる青の照明の中、雲間から射す陽が当たっているような、上手上からの斜めの薄オレンジのスポットがとても素敵。この曲は、和樹くんの表現力の凄さがよくわかる。物語性を伝えるのが本当に上手いし、聴いてると歌詞の中の登場人物に感情移入させられそうになるもん。歌ってる間は結構な雨が見えたけれど、歌い終わりに雨を受けるように手のひらを出して、空を見上げてちょっと微笑んだよね?雨上がったよね?

♪ビーバッパルーラ 
歌う前のお水の飲み方から、いつもの和樹くんではなかった。1回目の時、水筒を音が出るくらいトン!と机に置いてて、あれ?珍しく仕草がぞんざいね(笑)?と思ったら、その後の曲で飲んだ時はそっと置いてて2回目も同じパターンだった。あれはジョンだったんだね😊。歌ってる時の動きも指の鳴らし方もジョンみがあって素敵だった。照明は明るいオレンジメインでちょっとジャジーな雰囲気も良き。間奏で、メインパートが和樹くんとフッキーさんで入れ替わるごとに青とオレンジの照明がパッパッと入れ替わるのも楽しかった♪

マタ・ハリメドレー
これはもう、ほんと言葉にならない。芝居要素も取り入れて、マタ・ハリを愛する二人の男にフォーカスしたダイジェストのよう。素晴らしいものを見せていただきました。前奏が始まった途端に大佐が現れたりアルマンが現れたりして、その度に佇まいが変わる。少しだけ首を傾げて空を見上げるシルエットに「和樹アルマン…!!!」とテンションが上がりました。そして大佐はものすごく凝縮された純度の高さ。歌い分けをハッキリさせるためか、歌声も公演中より太めな気がしたし、威圧感の出し方も激しめで、「アアッ大佐…🤦‍♀️(召された)」と何度なったか(笑)。これは加藤和樹お家芸として、さらに精度を上げてこれからぜひミュコンでもやっていただきたい。やってくださいお願いします🙏。
照明はこんな感じ↓
・二人の男 青メインに赤のスポットが斜めに何本も入って不穏な雰囲気。(大佐とアルマンの切り替わりで照明の色が変わったかもだけど記憶なし←)
・普通の人生 青の照明から始まって、ラストに向けたサビ(UWのDVDだとカーテンが開くあたり)で色味がなくなって明るさが増し、後ろの赤の重めなカーテンの前で歌う姿が強調されて、なんかもうとてもドラマチックだった。雪降らせてあげたかった←
・二人の男リプライズ アルマン時に紫→大佐の時はたぶん赤(たぶん)。リプライズも聴けるなんて思わなかったから、「わぁ!」となりました。夢の和樹ラドゥーと和樹アルマンの対峙…
・戦いが終わっても 深い青色メインに、薄青緑のスポットが後方に斜めに何本も入ってた。前奏が始まったら、あのラストナンバーの大佐がいました。おそらく50人くらい?の会場で、ミュコンを超えていたのではと思える熱唱。会場の壁大丈夫?これ外の道路まで声いってない?と思えるオーバーサイズの歌声。あの声をあの箱であの距離で聴けたのはとても貴重な体験で幸せだった…。

♪オリバーの曲
ごめんなさい記憶ないです…(たぶん2回とも大佐を反芻してしまっていた。大反省←)

♪星よ 
照明はずっと濃い青だったと思う。上から柔らかめの光のスポットがあった気がするけど、歌に集中しすぎて記憶曖昧。starsは和樹くんの気合も感じられて、マタハリメドレーに引き続きのガッツリ芝居歌だった。お芝居要素の強さはミュコン以上。しかも低音の響きに今まで聴いたことないような深みと凄みがあって、ジャベールがいたよ…。こんな歌い方もできるんだ!と、また惚れ直しました。2秒に1回召されたってツイートしたのはこの曲。あぁ、早くまた聴きたい。(by 低音厨)

♪グリーの曲 
あんまり色のない照明だった気がするけど、自信ない(大反省2)
「星よ」とは全くちがう歌声の曲で、サラッと喉のポジションを変えて歌い出すから、歌い分けができることを知っててもびっくりする。ほんとすごいよ…努力って報われるんだね(泣)。

♪秋恋(1回目) 
全体に濃いめのオレンジ。濃いんだけど明るい色で、この優しい歌詞と和樹くんの歌う雰囲気にぴったり。秋恋好き。12月には冬恋が聴けるかなぁ。まだライブで聴いたことないから聴きたいな。

♪あなたに出会えて僕は幸せでした(2回目)
薄オレンジ(自然光に近い)
歌詞からも照明からも、これは和樹くんの想いだよね、こんなにふわりと包み込まれるように歌われていいのでしょうか…と聴き惚れる曲。ラストの歌詞「桜咲く季節に出会いましょう」を聴きながら、この次に「春よ来い」来るじゃん!とセトリに震えました。MCで和樹くんもこの話してたね。

♪春よ来い 
桜色→明るい緑色→桜色→濃いピンク 
※2回目は最初から明るい緑色
ラスサビでフッキーさんのピアノがドラマチックに奏で始めるあたりで、緑一色だった照明が一気に桜色に変わるのとても素敵。そしてその色がラストにさらに色づいて濃いピンクになるの素晴らしい。和樹くんのライブは照明にも物語性があって、大好きです♡
冒頭の♪沈丁花〜♪の高音の響きが初聴きから大好きすぎて、あれを聴くためだけに通えます←

♪いのちの歌 
深めのオレンジ、黄色、深めのオレンジ
たぶんだけど、昨年のTFC2の時からこの曲はこの色な気がする。会場によって違いはあったと思うけど、私の中ではこの色で固定されてます。今回、ラスト近くで明るい黄色になって、それからまたオレンジに戻ったのがとても印象的。
この曲は、もうカバーを超えてるよね。加藤和樹の「いのちの歌」になっているし、込められた想いの大きさが壮大すぎて聴くたびに心が震える。大好き。

♪生まれくる子供たちのために
青の照明メイン…だった気がする。(衝撃&感動のあまり記憶曖昧)
まさか歌われるとは思ってなかった。「この道を」があるから、小田さんの楽曲が2曲あるなんて思わないじゃん?だから前奏が始まったとき、一瞬頭が真っ白になりました。
そして何よりびっくりしたのは、昨年8月の配信KK駅の時に比べて、断然和樹くんの歌になっていたこと。ピアノアレンジも曲の世界観は残しつつピアノライブらしく華やかになっていて、歌い方も楽曲としての小田さんのクセは残しつつも、和樹くんの歌になっていた。大好きな曲を、和樹くんが噛み砕いて自分の色で歌ってくれた。本当に嬉しかったし、泣けました。ありがとうございます。

♪この道を 
曲ごとに照明にいろんな色を使う中で、「この道を」だけは初めから最後までずっと自然光に近い薄いベージュのような照明だけだった。歌う前にこの先のことやこの曲を歌うことの意味を語ってくれたこともあって、「色をつけない等身大の和樹くん」が一番伝えたい想いなんだなと。開催場所によって照明は変わってくるとは思うけど、札幌ではそんな印象を受けました。尊い。好き…。

♪アンコール Go the Distance
歌い出しの色を覚えていないんだけど、♪光り輝くその場所を〜♪のところで、今まで一度も使っていない白100%の眩い照明に、センターの和樹くんに向けて左右から斜めに白のスポット。後方下からも白のスポット。まさに真っ白な大きな翼を羽ばたかせたようで、もう天才かと…でもわかる。あそこは和樹くんに翼を広げさせたくなるよね。解釈一致です。ありがとうございました←

ラストのお辞儀の後、2回目は捌け際に客席に向いてとてもいい笑顔で両手お手振りしてくれました😊。

 

◆全体感想
札幌の皆さんの待ってた気持ちや来てくれた嬉しさと、和樹くんの「やっと来れたよ!待たせてごめん!」という愛の交錯したとても素敵なライブでした。1回目の最初、登場した時に泣いてる人たちもいたし、最前の方が持ってたボード(「待ってたよ」とかそういうことが書いてあったのかな)を見て、和樹くんが感極まって両の目頭を押さえるシーンもあって、道外民ながらこの素敵な空間にお邪魔できて本当に良かったと思いました。

歌はね、もう抜群によかった。ライブハウスのサイズでは収まりきらないスケールの歌声を間近で聴けて、とてもとても贅沢な時間でした。今後もきっとピアノライブは開催していくのだろうと思うけれど、そのうちだんだんともう少し大きなホールになっていく気がして、あの、会場が歌声で満たされてパンパンになっている中で聴くという体験は今しかできないかもなとも思いました。迷ってる人はぜひあれを体験してみてほしい。ほんと満たされるから。