Peaceful Tree

主に加藤和樹さんを中心とした観劇やライブ参戦の記録やまとめ。考察や妄想もあるのでご注意ください。

【感想】帝劇ミュコン プログラムB

◆「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」

2020.8/19、8/22(プログラムB)
帝国劇場から生配信。※配信で観劇

帝劇ミュコン、プログラムB。書いてみたらあまりに長くなったので、感想だけアップ。当日とツイート記録は別記事に。

プログラムAがコンサートとして華やかな雰囲気だったのに対して、プログラムBはお芝居寄りの歌唱が多くて重厚感があった気がする。(もちろん華やかでもありました♪)それを一番感じたのは民衆の歌。全体を通して決意と力が足元から湧き上がるような雰囲気で、本編の歌に近かったのでは?本当に素晴らしかった。

海宝くんのマリウス。唯一観たレミゼを一気に思いだすくらいマリウスだった。プログラムB初日、この海宝くんの魂のこもった歌唱から、一気に全体が芝居寄りの歌唱になっていった気がして、震えました。

サイゴンのいっくんクリスも素晴らしかった。この曲は立ち姿も目線もMCの山崎育三郎さんとは全く違ってて、サイゴンは未履修なのであらすじもほぼわかってないんだけど、物凄く気持ちが伝わってきて苦しかった。藤岡くんと笹本さんのデュエットも見たことのないセットがすら見えるようで、サイゴンを観たくなりました。

涼風さんの七変化すぎる歌唱。レディ・ベスのキャットさんのイメージだったので、こんなに様々な雰囲気、歌い方のできる凄い方だったんだ!と感動…。知らないって怖い!(笑)

朝夏さんもトークで仰ってたけど、カンパニー感の強いBチームの雰囲気がとても伝わってきました。和樹くんの出番はAよりもさらに短くなってたけれど、それでもプログラムB、とても良かった。(和樹くんも楽しそうだったしね。これは後述)

いっくんトート。Aチームはトートが大渋滞(笑)してたのに、Bチームに東宝版トートっていっくんしかいないよね?と気づき、楽しみにしてた。とても素敵でした。低音のイメージがなかったんだけど、あんなに素敵だなんて。歌い方や表情もとても好みで、今は幻と言われているいっくんトートを劇場で観たくなりました。いっくんファンの皆様、良かったね(*^^*)。(ここで言っても伝わらないと思うけど)それにしても、レミゼサイゴン、エリザ、M!の全てに出ているいっくん、やはり凄い人だなと…

ジャージーボーイズメドレー。このコンサートでメドレーをやってしまうことがまず凄い。私はJBも未履修の新米なんだけど、初っ端からノリノリで楽しそうな4人と素敵な曲にめちゃ高揚した。あっきーさんはさすがすぎるし、海宝くんの弾ける笑顔、楽しそうだけどちょっと斜に構えた藤岡くん、ニコニコと見守る福井さんの様子がとても素敵で和みました。終わったらめちゃ暑くなったので、思ってる以上にテンション上がってたらしい(笑)。

朝夏さん。身長もあるし手足も長いからシカゴとかの激しめの曲がとても素敵なんだけど、特にTdVのフィナーレがカッコ良すぎた。そこからの天使にラブソングをのでっかいリボン付きお嬢さんが可愛い。歌もお上手だし芸達者な人なんだなぁと。さらにローマが楽しみになりました。

そしてサイラね。登場してセンターで正面を向いて階段を下り始めた時点で空気が一変したことにときめいた。大好きな低音の歌声。今回思ったけれど、和樹くんの声って人肌なんだよなぁと。高音も低音も人肌を感じる暖かさと芯の通った柔らかさがあるから、スッと耳に馴染むのだなぁと発見でした。そしてサイラは回を追うごとに大人度と大人の男の醸し出す色気が増していった気がする。パシフィコを割るとか武道館を抱くとかそういう表現って個人的にはあまり使わないんだけど、特にプログラムBのサイラは帝劇どころか配信で観てる人も含めて丸ごと抱いてるなと思ったし、もれなく私も抱かれました(*´艸`)。どなたかが、このロナンは銃弾の1発2発では死なないって呟いていたけれど、まさにそう(笑)。生き延びて、自由に愛し合える世界を手に入れた勝利の日に、世界を真っ赤な薔薇で飾って抱くんだよ(><)。どんだけ壮大。まさに戦う天使。泣けるわ…(ちょっと妄想入って脱線←)

さて、和樹くんのトークは一番最後で、巻きが入って短くなってしまったりもしたけれど、その中でも綺麗に良い話でまとめたり、衝撃的なエピソードで皆様を驚かせたり困惑させたり、いっくんのいじりにノリツッコミで応えたり、考えてみたら対応のバリエーションが多かったよね。和樹くんってトークがすごいってイメージはそんなにないんだけれど、ああいう場の対応力ってすごいと思う。安心して聞いていられるし話しすぎることもないし、出すぎず場を読んで話せるからこそのこのポジションだったのかなってなんとなく思いました。和樹くん本人が舞台にいる時間はAよりも減っちゃったけれど、サイラのインパクトはもちろん、出てない回のトークでも話題に出してもらったりして、いろんな面で舞台上にいた時間以上に加藤和樹という人を知ってもらえた気がするのが嬉しい(*^^*)。和樹ファンではない方の「もっと加藤和樹さんの歌を聴きたかった」って呟きも見かけたりとかね。とても嬉しい。

そして何より、公演中ずっと楽しそうで幸せそうだった和樹くん。以前のミュコンでも「こんな特等席で皆さんの声が聴ける」みたいなことを言っていたけれど、今回もきっとそうだったよね。和樹くんが楽屋や袖でノリノリで一緒に歌ったりして楽しそうにしているのを想像するだけで、私もほんわか幸せな気持ちになれる。推しが幸せでいること。それが一番嬉しいこと。

こんなに豪華なコンサートに和樹くんが出演してくれたおかげで、知らない素敵な曲や舞台で観てみたい俳優さん女優さんが増えて、とても楽しい時間でした。素敵すぎる和樹くんのパフォーマンスも観られたしね(*^^*)。WOWOWさんでの放送でまた楽しめるのも嬉しい。OAを楽しみに待っています♪